積立NISAを辞めることにした理由
①自分の投資方針に合わない
私は、「現金比率25%以上をキープしながら、日米欧台個別株の現物投資する。」という方針を持っています。
積立NISA(S&P500)への投資は7月末時点で資産全体の4%程度ですが、これはKOと東京海上に次ぐ第3位の構成比率です。
このまま積立NISAを継続したとすると、確実に構成比トップとなります。構成比が大きくなるということはそれだけ個別株投資にまわす資金が削られるということなのでこれ以上の積立はやりたくありません。
積立当初からこうなることを懸念していましたが、結局積立NISAを辞めることにしました。
②確定拠出年金を始めるための資金が必要になった
今更ながら、老後資産形成は積立NISAより確定拠出年金のほうが税制面で圧倒的に有利ということに気付いたので、積立NISAに充てていた資金を確定拠出年金で運用することにしました。
確定拠出年金は60歳まで引き出せないことがデメリットと考えており、二の足を踏んでいましたが、強制的に継続できると考えるならば逆に強制継続でメリットになると考えるようになり、確定拠出年金の運用開始に踏み切りました。
両方出来ればよいのですが、「確定拠出年金+積立NISA+個別株投資への入金」をすべてやろうとすると資金不足になる懸念があります。
入金力がもっとあればいいのですが、一般的な給与所得者には無理があります。
よって毎月の積立は確定拠出年金を優先させることにしました。
今後の方針
①S&P500の積み立て停止と全売却
非課税メリットを無視して売却するのは悪手と言われていますが、60万円程度の少額しか積みあがっていなので、個別株投資に振り返るために売却を決めました。期間を置かず早めに売却します。
②一般NISAに変更する
NISAへの課税を表明した某政党が政権を取らない限り、NISAの非課税枠を利用しない手はないので、一般NISAに切り替えようと思います。一般NISAは個別株が購入できるので私の投資方針に合致します。
③老後と趣味の投資を切り分ける
「老後のための資産形成は確定拠出年金で毎月積立」「生活や趣味を豊かにするための資産運用は個別株投資」という風に切り分けます。