国別構成
現金はほぼ日本円、外国株はほぼ米国株なので、日本:米国=1:1のイメージです。
国別構成については、特に意識していませんが大体半々くらいになればいいと思っています。
日本株に投資する理由
「日本株はオワコンなので米国株100%でいい」という意見もあります。
確かに日本は長らく低成長が続いています。しかし、日本株は世界的に見てもPER・PBRの面で割安であり、個別株に目を向ければしっかり成長しつづけている会社もあるので、投資価値は十分にあると思います。
少額なら無料で手軽に取引できるのも魅力です。為替コストもかかりません。
唯一の日本市場における懸念は、株主資本主義の否定、自社株買い規制、配当金の否定、金融所得増税を進め、株式市場から3%の支持しか得られていないのに、「金融に詳しい(自称)」「invest in kishida death」と支離滅裂な言動をする検討使の存在ですが。
全世界株式インデックスに投資しない理由
「米国株の割合が大きすぎる」「CとかKとかRとかの投資したくない国がインデックスに含まれている」ことが理由です。
同様の理由で先進国&新興国株式インデックスも投資していません。
個別株は投資したくない国への関与の少ない会社を選ぶ自由がありますが、全世界株式インデックスではそれができません。
インデックスではなく個別株投資にこだわる理由
「投資したくない会社がインデックスに含まれている」ことが理由です。
インデックス投資すべてを否定しているわけではありません。
例えば、米国市場のS&P500やNYダウについては、定期的に入れ替えが行われており、完璧とは言えませんが、競争力の無い企業や問題のある企業は排除される仕組みになっているので、投資価値は十分にあると思います。私もS&P500は少量保有しています。
しかし、日本市場の場合、TOPIXや日経225の銘柄は入れ替えが少なく、既得利権になっているので、成長しない企業や不正会計を起こしても上場廃止にならず居座り続けている企業が含まれており、健全な指数とは言えません。東証改革も期待外れに終わっているので、東証関連指数には投資する理由は無いと思っています。
よって、リスクは高くなろうとも、自分で好きな銘柄が選べる個別株投資にこだわっています。
脱炭素への考え方
批判を受けることは承知していますが、脱炭素は不可能であり、化石燃料の重要性は将来も揺るぎないと考えています。
発電の場合を考えてみると、自然エネルギーを利用した発電は安定供給の面だったり立地条件に制約があるので主力にはなりえません。太陽光発電が注目されていますが、パネルの製造にCO2発生させていたり、リサイクルが難しく埋め立て廃棄しているなどそもそも環境に悪い疑いがあります。
よって、CO2を出さない発電としては原発に頼らざるを得ません。
地球の汚し方が「CO2⇒放射能」になるだけなので、省エネを追求するのが合理的だと考えています。
もとをたどれば脱炭素は「資源のない欧州諸国」が「世界の資源を寡占している米国やロシア等」から優位性を取り戻すために始めたキャンペーンだと思っているので、長続きしないと思います。
いずれ戦争など社会不安を契機として、世界的に化石燃料への回帰が起こるとみています。
よって、人気のない石油などの資源株に対しては安く買える好機ととらえ、投資を継続します。
現金比率
私は暴落時に備えて、現金比率を最低でも25%以上にするようにしています。
買い増し余力があるので、相場環境が悪い下落時にも積極買い増しでき、心の余裕があります。
この時点では株価の変動等で現金比率が25%を下回っているので一部利確損切予定です。
日本株一覧
保有年数
1年以上:INPEX、三菱UFJ、三菱商事、オリックス、KDDI
投資対象
大型割安株中心です。高配当株投資はしていませんが、安定かつ少しでも成長を続ける割安な大型株を選んだ結果、高配当株ポートフォリオみたいになっています。
この中で私が特に期待している2銘柄を紹介します。
ガス・石油株です。イクシスLNGなどの脱炭素(笑)への移行に不可欠な天然ガス事業の成長を期待しています。今後、再生可能エネルギーがどれだけ成長したとしても供給量が少なすぎるので、火力発電への依存をなくすことは難しいです。脱炭素は一過性のブームだと考えているので、適度な距離感でそれなりの付き合いをしていけばいいと思っています。この点INPEXは、天然ガスと石油の両方を採掘しており、CCSのPRもしているので、ちょどよい投資先だと思います。
- ビザスク
スポットコンサルの会社です。直近ではコールマンを買収して海外進出中です。GLGにどれだけ迫れるかがポイントです。ハイパーグロース株として全損覚悟で保有しています。含み損中ですが、10倍株を夢見て長期目線での投資です。
外国株一覧
保有年数
1年以上:KO、MKC、PG、PEP
投資対象
誰もが知っている大型株中心です。GAFAM(FBはメタバースに魅力を感じないので除外)を直近の下落で割高感が薄れたので買い始めました。
GAFAMは直近の下落でPERが低下し、割安株との境界線が曖昧になっています。特にGOOGLはPER20倍程度と安めです。
ハイパーグロース株への投資はしていません(ブームに乗って失敗したので諦めました)。
インデックス投資はS&P500のみNISA積立中ですが、個別株投資がしたいので積立は今年限りで辞める予定です。
その他
NISAについて
現在積立NISAでS&P500を積み立てていますが、S&P500の比率が大きくなりすぎると個別株投資できなくなるので、今後は個別株が買える一般NISAに変更しようと思っています。
invest in kishida はNISA拡充すると表明していますが、検討使なので期待はしません。金融所得増税のほうが先に決まりそうです。立憲共産党も経済担当が「NISAに課税」しようとする程度の認識しかないので期待できません。